自宅でカレーを作る際、野菜を切って炒めて、煮込んでいる最中に、カレールーが足りないことに気付くことがありますよね。
しかし、心配は無用です。実は家にある一般的な調味料でカレールーを代用する方法があります。
この記事では、カレールーが不足した時に使える代替調味料と、味が薄い、とろみが足りない時の対策をご紹介します。
カレールーが足りない時の代替品
カレーライスは、幅広い年齢層に愛されている人気メニューです。
ランチやディナーに手軽に作れることから、多くの家庭で頻繁に作られます。
作り置きもできるため、とても便利です。
ルーが足りなくなることはよくあります。
前回使った残りがあると思っていたら、実は使い切っていたり、購入を忘れていたりすることが原因です。
ルーが不足すると、カレーは薄味でとろみも少なく、スープのような状態になってしまいます。
そんな時に役立つ調味料を以下に紹介します。
- 塩、砂糖（はちみつも可）：甘いカレーが好きな方や、子どもと一緒に食べる家庭におすすめ
- 醤油
- コンソメ、鶏がらスープの素、和風だし
- ケチャップ
- ウスターソース、オイスターソース
- お好み焼きソース、たこ焼きソース、とんかつソース
- すりおろしたニンニクやショウガ（チューブタイプでもOK）
- 焼き肉のタレ
ただし、砂糖やはちみつは焼き肉のタレが甘口であれば加えなくても大丈夫です。
また、1歳未満の子供にははちみつを与えないようにしてください。
焼き肉のタレには醤油、砂糖、果物（りんご、レモン）、食塩、果糖ぶどう糖液糖、黒蜜、発酵調味料、白ごま、ごま油、蜂蜜、もろみ、香辛料、にんにくなどが含まれており、カレールーに近い風味が得られます。
これらの調味料を使って、特にケチャップ、ソース、焼き肉のタレを活用すると、カレーに必要なコクと深みが加わります。
カレールーが足りない時の味の濃さ対策
カレールーが不足してしまい、水っぽく薄味のカレーになってしまった時の対策をご紹介します。
焼き肉のタレ
以前にもお話しましたが、焼き肉のタレは非常に便利です。
カレーが薄味に感じる場合、焼き肉のタレを加えると良いでしょう。
ただし、加え過ぎると塩辛くなったり、味が強くなり過ぎるので、少しずつ加えて調整してください。
インスタントコーヒー
インスタントコーヒーをカレーの隠し味として使用すると、カレーにコクを加えることができます。
しかし、多く入れると苦味が強くなるため、小さじ1から始めて徐々に加えることをおすすめします。
味噌
味噌はカレーと意外と相性が良く、深みのある味わいを加えます。白味噌、赤味噌、合わせ味噌など、どんな種類の味噌も使用可能です。
和風の味わいを楽しめるカレーになります。
コンソメ
コンソメはその汎用性から、カレーをより濃厚にしたい時に役立ちます。
これらの調味料を組み合わせて使用することもできるので、カレーの風味を自由に調整してみてください。
カレーのとろみが足りない時の対処法
カレールーが水の量に対して不足していると、本来のカレーのとろみを得ることができません。
先に紹介した調味料を加えて味は良くなったとしても、とろみが足りない場合の解決策を以下に紹介します。
長時間煮込む
カレーをじっくり長時間煮込むことで、自然にとろみが出ます。
この方法は時間が許す時に適しています。
小麦粉を加える
カレールーにも使用される小麦粉を少量ずつ加えることで、とろみを付けることができます。
しかし、一度に大量に加えるとダマになる可能性がありますので、少しずつ加えていくことが大切です。
片栗粉を使用する
様々な料理にとろみを加える片栗粉は、カレーにも使えます。
水で溶いた片栗粉を2：1の比率で準備し、少しずつ加えながらよく混ぜてください。
野菜を細かく切る
玉ねぎやにんじん、ピーマンなどの野菜を細かく切り、カレーに加える方法もあります。
これは直接的にとろみを増すわけではありませんが、カレーの食感を改善し、野菜特有の味を抑えることができます。
特に野菜の摂取を増やしたい場合や、野菜が苦手な子供におすすめです。
フードプロセッサーを使うと、効率的に野菜を細かく切ることができます。
まとめ
カレールーを買い忘れた場合でも、慌てる必要はありません。
家にある調味料でカレーを作ることができます。調味料を加える際は、混ぜながら少しずつ入れることがポイントです。
これにより、カレー作りに新たな楽しみを見つけるかもしれません。
